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  • 問いクラウド研究会

【開催レポ】「第三回 Lounge先生の環」を開催しました!

2022年11月29日公開





2022年11月24日(木)に、「Lounge先生の環」を開催しました!

3回目の開催となった今回は、運営を含めて13名の方々に参加していただきました。お忙しい中参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!


「Lounge先生の環」は参加者から話したいテーマを出してもらい、各々が出されたテーマを選んで自由に話に参加する、という形式のワークショップです。

Zoom上で各テーマごとにブレイクアウトルームを作り、話し合いの途中でも各ルームを自由に行き来できるようにしました。

今回出てきたテーマは、


①教員のキャリアについてどう考えるか?

②『定説』は果たして本当に『定説』なのか?

③教育界で『脱構築』したいもの、していかなければならないものは?

の3つでした。


①では、生徒に対して多様なキャリア教育を行うためには、教員自身が自分のキャリアをしっかりと考えていく必要があるという意見が印象的でした。具体的なアクションとして、「〇〇歳までに△△を成し遂げる」といった中長期的な視野に立った人生目標を立ててみる、という案が出ました。そうした人生目標がある教員のほうが、生徒にとっても魅力的に映るはずだと。教員が自分自身のキャリアについてもっと視野を広く、柔軟に考えられるような未来がやってくるといいなと思います。


②では、教科書に掲載されている「定説」を疑ってみることや、いわゆる学校文化も「定説」の塊ではないかという意見が出されました。固定概念にとらわれず、常に「なぜ?」という疑問を持つことが、現場を変えていく一歩目になるはずです。


③では、凝り固まった考えを一度壊して、ゼロから再構築をはかる教育実践について語り合われました。授業形式を大きく変えてみたり、今まで扱ったことのないテーマについて考えてみたりした実践例を共有しました。また、教員に求められる意識として、単に「教える」ことに終始せず、生徒の学びを促すファシリテーター的役割を重視すべきなのではないかという意見も出ました。


普段の職員室を出て、様々な校種・教科の先生を交えたここでしか味わえない空気感がありました。どのルームにおいても、有意義な対話がなされていて感激しました!

こうした草の根活動から、教育現場が少しずつ変わっていけば、、、と強く思います。


「Lounge先生の環」は、日々の仕事の中で感じた違和感や理想とのギャップ、自分が抱いた課題観を、多様なメンバーが集まる場で共有して、一緒に考えることができる空間です。

今回の参加者の中からも、「一口に先生と言っても様々な立場、経験があり、そこから生まれる思いがけない視点をいただけるのは嬉しい」「安心安全な雰囲気の中、皆さんで対話出来てとても楽しい時間でした」といった嬉しい言葉をたくさんいただくことができました!


この「Lounge先生の環」は定期開催イベントです!

次回は、年明け1月~2月にOPEN予定!3学期の良いスタートを切るために、必ず新たな視点や大きなエネルギーをもらえる場にします!

詳細はまた後日、FBグループページで告知しますので、要チェックです。

これからもみなさんで集まって、学校現場にいい波をつくっていきましょう!今後もよろしくお願いいたします!!(「先生の環」代表 道海颯太)


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これからも他の団体との協働も精力的に取り組みながら、問いを通した全国の先生方のサポートに尽力いたします。

是非これからのワークショップにもご参加ください!





















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