去る2月2日(木)に、「Lounge先生の環-2月回-」を開催しました!
4回目の開催となった今回は、運営を含めて15名の方々に参加していただきました。
お忙しい中参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!
「Lounge先生の環」は参加者から話したいテーマを出してもらい、
各々が出されたテーマを選んで自由に話に参加する、という形式のワークショップです。
今回出てきたテーマは、
①教員1年目の自分に対して思うこと、言ってあげたいこと
②高校の文理選択についてどう思うか
③オンライン授業をやっているか、やっていてどうか
の3つ。
①では、「1年目は右も左も分からなかった」など、当時の自分を思い出して
共感する場面がたくさんみられました。そして、新人でも色々と相談しやすい
学校づくりのために、職員室の雰囲気がかなり重要だという話になっていました。
その後は各々が考える理想の職員室像が出てきており、職場でのより良い
コミュニケーションのあり方について、皆さんが考えを持っていることが
よくわかりました。
②では、文理選択の意義や必要性について議論がなされました。高校1年生の早い時期に
文理選択を迫られて、いい決断ができるのかどうか。そもそも文理に分ける意義とは
何なのか、何のためなのかといった本質的な議論も見られました。また、終盤には
「どうして先生になろうと思ったのか」という話も出てきて、一層の盛り上がりを
見せていました。
③では、オンライン授業の実施状況について話し合いました。
不登校傾向にある児童生徒に対しては、オンラインでのやり取りを通した「つながり」が
非常に大きな意味を持っているという共通認識が生まれました。一方で、
オンライン授業が出席として認められるのかどうかといった現実的な課題についても
話しました。小中高という校種によってその扱いや重みが大きく異なることにも、
気づくことができました。また、小中高(6-3-3)と校種が変わるつなぎ目の部分で
ケアが不十分になることが多いことも、異校種で話し合うからこそ再認識することが
できました。
「Lounge先生の環」は、日々の仕事の中で感じた違和感や理想とのギャップ、
自分が抱いた課題観を、多様なメンバーが集まる場で共有して、一緒に考えることが
できる空間です。
今回の参加者の中からも、「子どもの未来とそこに関わる苦労を共有できるのは
本当に力になります」「先生たちのリアルなお考えやご意見、そして先生になった
きっかけなどもお伺いでき、有意義な時間となりました」といった嬉しい言葉を
たくさんいただくことができました!
また、ワークショップの手法についてご意見もいくつかいただきました。
今後より良い運営を進める上での貴重な力にさせていただきます。とても助かります!
この「Lounge先生の環」は定期開催イベントです!
次回は、4月頃にOPEN予定!新年度の良いスタートを切るために大きなエネルギーを
もらえる場にします!
詳細はまた後日、FBグループページで告知しますので、要チェックです。
これからもみなさんで集まって、学校現場にいい波をつくっていきましょう!
今後もよろしくお願いいたします!!
(「先生の環」代表 道海颯太)