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  • 問いクラウド研究会

【開催レポート】問いの実践交流会を開催しました。



2022年12月日公開


2022年12月3日(土)に問いクラウド研究会として、11回目のワークショップを行いました。

題して「問いの実践交流会」です!



こちらのイベントでは、学校種や教科にかかわらず全国から幅広い先生方にご参加いただき、授業中に使う「問い」と生徒の反応を意図とともに共有し、それをもとに問いの可能性について対話しました。


前半では、様々な実践が発表されました。

高校理科・高校英語・小学校特別活動・高校国語・高校地歴公民・中学校理科・高校数学・高校化学工学・・・・などたくさんの校種・教科の実践を生徒の反応を中心に共有いただき、それに対してのフィードバックをメンバー全員で行いました。

その中でも、

・前提知識の差によって学びが変わらない問いとは?

・振り返りの中での自分の問いの偏りは?

・”良い問い”とはなんだろうか?

・”定期テスト”はなんのためにあるのか?

など様々なテーマで話が盛り上がりました。


後半のリフレクションでは、問いの可能性について、教科そのものだけでなく人間関係やコミュニケーションの深化、次につながるエネルギー、そもそも問いがなくても学びが生じる授業とはなど示唆に富む豊かな時間でした。


最後のチェックアウトでは、「人間関係が複雑になっていくなかで対話の必要性が高くなっており、問いがその一つの答えになる可能性があるのでは?「や、「困ることがスタートで、学びをデザインすることが重要だと思う、そして問いがそのキーになるのだと思う」や、「今回のワークショップでは考えさせられることが多く、まだ頭がごちゃごちゃしていて、モヤモヤしています。これこそが問いだなと感じていて明日へ向かうエネルギーになりました」などの言葉が出ていました。


アンケートの一部をこちらに抜粋します。


問いに執着しすぎてはいけないという新たな視点を手に入れることができました。本来のゴールを目指して「問い」をツールにして生徒同士の対話を広げていきたいと思いました。何より、他校種の先生方とお話しさせていただく機会がなかなかありませんでしたので私自身貴重な経験になりました。どうもありがとうございました。(中学校・京都府)


人の相互作用で気づきや学びが広がっていくんだなぁと改めて感じました。そのためにも世の中の多様性が高まっていくことがとても大事だと思いました。自分の生き方をもっともっと見出して生きたいと思える回でした。(高校・山口県)


全体として、皆さんが問いに対して実務的あるいはアカデミックに、そして現場感覚で取り組んでいらっしゃることに感銘しました。こうした場を提供して下さって有難く思います。全国の先生方と繋がり、話しながら、何かを探っていくというのも教員にとってのPBLのようなものだと思っています。今後ともこうした機会があれば、参加したいなと思っています。今回は「問い」という大きなテーマだったので、焦点を定めるのが難しい面はあったかも知れません。マインド的なことか、スキル的なことか、参加される方によって求めていたものが少しずつ違うのかなとも感じましたが、それも気付きや違和感に関わることだと思いますし、良いのかも知れません。運営の方々、本日はありがとうございました。(高校・東京都)




今後もToiCloudではワークショップを実施してまいります。

ぜひFBページ(https://www.facebook.com/toicloud2018)のフォローをいただくか、メールでのお知らせをご希望の方は、こちらのフォームに入力をお願いいたします。(ワークショップのご案内のみに使用いたします。)



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